強豪校へ変貌を遂げる最中
青 山 学 院 大 学
エントリー選手独断ランク付
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
出岐雄大(3年)29分02秒10★≪11全日本2区1位、11出雲1区4位、11箱根2区4位、10出雲1区12位、10箱根1区9位≫…青学大の大エース。全日本駅伝ではダントツの2区区間賞。国際千葉駅伝にも代表選出された。原監督「なんで強いのか分からない」
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
5点:エース区間や山も走れる選手
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
福田雄大(2年)29分22秒71★≪11全日本1区13位、11箱根1区16位、10出雲3区9位≫…高島平で出岐に続き2位に入る等主力に成長してきている
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
竹内一輝(2年)29分26秒17…長い故障から復帰。甲佐10マイルで㎞3分ペースで走り切るまでに回復
横山拓也(3年)29分33秒88★≪11全日本8区8位、11箱根3区16位、10箱根4区13位、09予選128位≫…1年の頃から箱根に出場している。全日本アンカーを無難に務めた
川村駿吾(4年)29分36秒16★≪11出雲3区12位、11箱根7区7位、10箱根9区15位≫…主将。4年生唯一のエントリー。出雲では箱根3区のテストだったが失速した
高橋宗司(1年)29分48秒55★≪11全日本4区8位、11出雲5区6位≫…ロードシーズンになって急成長。出雲・全日本共に好成績を残している
佐藤研人(1年)14分20秒20★※≪11全日本7区12位、11出雲6区11位、09高校1区21位≫…駅伝では結果出ていないが甲佐10マイルで好走。本人いわく競り合いが得意
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
大谷遼太郎(3年)29分28秒73★≪11全日本3区8位、10出雲2区14位≫…スピード型のランナー。12月に1万自己ベスト
相原征帆(3年)29分42秒47≪10箱根8区8位≫…長い故障から復帰。甲佐10マイルを無難に走り切った
小嶺篤志(3年)29分54秒02≪11全日本5区12位、11箱根8区10位、10箱根5区10位、09予選98位≫…1年から山登りを経験するなどロードに強い。今年は全般的に不調
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
遠藤正人(2年)29分35秒15★…全日本予選に出場している。12月の1万で自己ベスト
三木啓貴(1年)29分36秒86★≪11都道府県4区13位、10高校2区5位≫…12月の1万で大幅に自己新を出した
井上尚樹(2年)30分02秒27★≪11全日本6区11位≫…トラックよりロードが得意
藤川拓也(1年)30分14秒69★≪11出雲2区7位、10高校6区4位、10都道府県4区24位≫…出雲で無難に走り切った。長い距離はまだ結果を出していない
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
山田学(1年)30分03秒50≪11都道府県4区15位、10高校1区28位≫…高校時代に1万30分そこそこ
三野貴史(1年)30分09秒84★…全日本予選に出走している
上位10人合計:32点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)
5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:5位-15位(12位)-11位
戦力分析&区間オーダー予想
来年へ向けて是非とも結果を出したい青学大。今年は初の同一年度の三大駅伝出場を決めて勢いはあった。ただ、その前哨戦はどちらも消化不良気味で力を出し切れなかった。いずれも前半で出岐選手がいい位置を築くも、区間下位になる区間がでてしまって乗り切れなかった。ちょっと安定感が無かった感じだ。ただ、その後の記録会で自己ベストが出たり故障者が復帰したりと概ね好調。このまま繋げられるかどうか。
区間オーダー予想※()は目標通過順位
佐藤(12)-出岐(3)-福田(5)-大谷(5)-小嶺(7)
三木(8)-竹内(6)-高橋(5)-横山(5)-川村(5)
今回は準エースの福田選手を3区に回したいという。前回、出岐選手が2区で順位を上げたのに3区4区が区間下位に低迷に往路16位となったしまった。なので3区でしっかり流れを加速させたいらしい。まあ、福田選手も1区向きではないなぁと思っていたのでそうできればいい。すると当然1区が空くわけだが、そこには1年生の佐藤選手を抜擢。全日本前から集団走が得意なので1区を走りたいと公言。その後の甲佐10マイルで結果を残したので、それならと思い抜擢。粘りの走りを見せてほしい。
2区3区は前述の通り出岐・福田選手。この2人で5位くらいの位置は確保したいかな。4区にようやく箱根初登場の大谷選手。スタミナはやや不安だが調子は良いので勢いで走ってほしい。そして山なのだが、雑誌では「良くて区間10位」とやや控え目のコメント。多分小嶺選手がちょっと不調だからだろうか。まあ、他に候補も思いつかないので何とか粘ってもらう。6区は急回復した竹内選手も考えたが、1年生の三木選手で。3㎞区間だが高校駅伝で下り区間で結果残したので置いてみましたが、果たして誰が来るか。
続く7区8区が個人的な勝負ポイント。急ピッチで仕上げてきている本来のエース竹内選手をここで投入します。シード争いしていたらそこで抜け出すなど、うまくいけば大きく順位アップできるかと。そして全日本準エース区間の4区で粘り強い走りをした高橋選手を繋ぎの8区へ。粘り強さが必要なこの区間はいけると思ってます。
終盤の要の9区は前回区間4位の小林剛選手がエントリーに入らなかったのが痛かったが、全日本アンカー務めた横山選手に何とか頑張ってもらいましょう。アンカーは2年連続主将。原監督はアンカーは1年で一番苦労した選手を起用するということを話したことありますが、夏合宿良かったけどその後結果が伴わなかったということで苦労したのではないかということで配置しました。実力はしっかり付いていると思うので、まとめてほしいところだ。
タイムのランキングでは1万とハーフは10位未満ということなのですが、ここはもう全く持ちタイムは当てにならない。ここ2年8位9位とシード権獲得しているが前回も前々回も1万のランクは最下位だった。箱根にしっかり調整してきて更に勝負強い。ランキング的にはいつもより高いくらいなので、そのままいけば3年連続シード権だけでなくもっと上位に行く事は充分可能だ。来年の為に結果を残したい所だ。
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