2012/09/27
出雲駅伝予想~明治大学
素材豊富な2年生で挑め
明治大学
エントリー選手
4年
菊地賢人13分49秒36≪箱根2区5位、全日本8区9位、出雲6区7位≫…明大の顔。大舞台で緊張するタイプだったが、今年の箱根2区は好走をみせた 最近はまあまあ安定。故障明けらしい
田中勝大14分08秒96≪全日本4区11位≫…どちらかというとロードの方が得意
3年
北魁道13分59秒64≪箱根7区4位、11箱根4区11位≫…細かい故障などもあり入学時の期待値からするともう少しというレースが続いている
2年
文元慧13分53秒47≪出雲1区8位≫…昨年9月の記録会でブレイク。出雲1区を無難に走った。その後故障したがだいぶ状態が上向いてきた
有村優樹13分53秒96≪箱根8区3位、全日本3区7位、出雲5区11位≫…監督期待の選手。関カレではあまりうまく走れなかった 登りが得意
大六野秀畝13分57秒46≪箱根1区6位、全日本1区4位、出雲3区4位≫…昨年のロードシーズンに走るごとに成長 ハーフ62分台をマークした後、故障したが、日カレ5千で日本人トップの成績で復活した
前野貴行13分59秒64★…1500で日本インカレ表彰台にのるなどスピードが非常にある選手
山田速人14分02秒76★…これまであまり試合に出場できていなかったが、夏を越えて急激に自己ベストを伸ばした
松井智靖14分11秒26★…大学での出場試合の約半数がハーフマラソンという選手 最近トラックも自己ベストを出し始めた
1年
木村慎(1年)14分09秒32★≪都道府県1区8位、高校3区10位≫…ロードでの活躍が期待されているルーキー
主な欠場者
横手健(1年)13分51秒97★≪都道府県1区2位≫…注目のルーキー 関カレ5千で入賞 アジアジュニアにも選出されていた
廣瀬大貴(3年)13分53秒96★≪箱根6区8位、全日本6区7位、出雲4区8位≫…前回三大駅伝全部出走 今季5千で13分53秒まで記録を出していた
八木沢元樹(2年)13分55秒04≪箱根4区2位≫…スピードに魅力のあるランナー。今年の箱根はクレバーな走りをみせていた
大江啓貴(4年)14分00秒25≪箱根5区2位、全日本5区3位≫…2年連続で山の神に継ぐ成績を残している選手
今年の箱根駅伝では大エースの故障というアクシデントがありながら、49年ぶりのトップ3。その多くが残っている今季は更なるレベルアップのチャンス。下級生に有力選手が多く、2年生の大六野選手はエースといってもいい。また、文元・有村選手は駅伝経験あり。更に1500で前野選手が、ハーフで松井選手が台頭してきており、面白い素材がわんさかいる。1年生も将来の大エース候補横手選手に、堅実に推移している木村選手がいる。このうち横手選手は故障、出雲が終わるころに練習がしっかりできるように、という状態らしい。ちょっと残念だが、直前の記録会で若手が続々自己ベスト。思い切って使ってみるのもおもしろそうだ。
区間オーダー予想
大六野-文元-有村-前野-山田-菊地
ただ、そのチームをまとめているのは4年生の菊地選手である。1年時の全日本以外の駅伝にはすべて出場しており、欠かせない存在だ。今回は故障明けということで思い切って外して、台頭してきた若手を使うのは勿論アリなわけだが… ただ、今年は菊地選手のチームですから、少々の不調くらいで外さないと思います(昨年の有村選手へ対しての起用法からして、西監督はそうされるとみた)。なのでアンカー固定。
さて、そこまでは2年生以下で頑張るということですが、出足の1区は大六野選手。本人はアンカー希望していますが、1区を安心して任せられそうなのは彼かなぁ…と。駒大・東洋・早大のように大エースがいるわけではないので、1区で出遅れるともう優勝戦線からは完全脱落しそう。やはり大六野選手で他校のエースに食らいつくのが大事だと思います。
次の2区3区は昨年から駅伝を走っている文元・有村選手。文元選手は久しぶりの駅伝なので、最短区間(とはいえスピードが要求されるので楽な区間ではない)で様子見、次の全日本で1区ということで。有村選手はもう少しというレースが多いが、これから中盤以降の長い区間で走ってもらうべき存在なので、3区で頑張ってもらいたいということだ。主力になりかけているランナーでどんな位置にいれるかみてみたい。
4区5区は誰を選出するかは非常に迷ったが、結局前野・山田選手を入れ、5区までは全員2年生に。消去法で決めたのですが、北・田中選手は単純に記録会で若手にタイムが劣っていたから、松井・木村選手については全日本以降の距離の方が力を発揮できそうで、出雲で使う必要性はないかなと思ったので。というわけで短い距離で結果をだした前野・山田選手をそのまま入れました。これでどうなるだろうか?
ただ、どう並べても出雲に関しては3強にちょっと遅れを取りそうかな??(箱根の成績は大江選手の走りも大きく関わっているし)ただ、楽しみな選手は多く総合力は高いとみる。まずは2年生ら中心で3強にぶつかっていきたいところだ。
お知らせ①
東洋大・山梨学院大もエントリーが発表されていますが、両校とも土曜日の埼玉実業団記録会にエントリーが確認されていますので、区間予想はその大会の後ということになります
お知らせ②
えっと、驚いたのですが、
http://www.fujitv.co.jp/sports/ekiden/izumo2012/index.html
なんかもう、出雲駅伝のエントリーメンバーがでていました!!
ただ、当サイトのトップに載るのはもう少し後になります。上述のように記録会への出場がまだありますし、10月1日に発売される大学駅伝秋号等より地方のチームの持ちタイムなども集計しなおしたいので。というわけで、申し訳ありませんが、URLをクリックして、確認願います
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